伝通院は、小石川すずらん通り商店会を抜けたところにあります。
文豪「永井荷風」は、明治12年に伝通院の近くで生まれ、明治26年までここで育ちました。
その想い出は、随筆『伝通院』に記されており、「パリにノートルダムがあるように、小石川にも伝通院がある」と賞賛したほどです。
また、荷風は明治41年に外遊先より帰国して数年ぶりに伝通院を訪れたが、その晩に本堂が焼失した(3度目の大火)ため、同随筆の中で「なんという不思議な縁であろう。本堂は其の日の夜、追憶の散歩から帰ってつかれて眠った夢の中に、すっかり灰になってしまった」と記しています。
傳通院・伝通院
FEATURE
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伝通院・傳通院
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